2016年4月9日土曜日

春に聴きたくない!入学式に「合わない」洋楽5選


 今日、京都では小学校の入学式が行われていました。春は入学など、新しい門出を祝う季節。元気のいい歌やエールを送る歌をみんなで聴きたくなりますよね。試しにネットで「入学ソング」で検索してみると、コブクロやファンキーモンキーベイビーズといった、まあ納得の名前が並んでいます。そこで、逆に、聴きたくない・合わない曲ってどんな曲なのかな??と考えて、以下、洋楽で5曲選んでみました。



Nine Inch Nails  / Hurt


 インダストリアルロックの雄、ナインインチネイルズの名曲「Hurt」です。これは綺麗ななほうのNINで、美しいメロディのいい曲ですけど、なんか痛くて辛そうですよね。歌詞も全てを失ってしまった喪失感を歌っているみたいな感じです。そもそもナインインチネイルズに春が似合う曲があるのかって話ですが、入学式に子供とこの曲は聞きたくないです。


Stranglers  / Nice 'N' Sleazy


 次はイギリスのパンクバンド、ストラングラーズです。パンクでもクラッシュやセックスピストルズ、ダムドなんかは、ポップな曲も多くて高校や大学の入学式だったら、盛り上がるんじゃないかなと思います。けど、ストラングラーズは、ダメですね。


DAF / El Que


 EDM(エレクトロニック・ダンス・ニュージック)ならぬEBM(エレクトロニック・ボディ・ミュージック)。ボーカルのガビ・デルガドの踊りもキモくて中毒性がありますが、この妖しい雰囲気は、入学式には向きません。「Der Mussolini」という有名な曲でもよかったんですが、こっちのほうが踊りがキモかったので。ムッソリーニなんて曲名なだけでもだめですけどね。
 EDMなら楽しい入学式を迎えられるでしょう。


Starless / King Crimson


 入学式にキングクリムゾンを流したいなんて人は、高嶋政宏くらいしかいないと思います。「21st Century Schizoid Man」と迷いますが、個人的には、こっちのほうが春が似合わない気がしますね。なんといっても「暗黒」ですから。
 プログレにそもそも、「入学を祝おう!」なんて雰囲気がありませんが、イエスなんかはBGMで流れていてもあんまり違和感なさそうですよね。



The Sound of Silence / Simon & Garfunkel


 映画「卒業」の曲ですからね。どれだけ、この曲にあうシチュエーションであったとしても、「卒業やん!」と言われていまいます。「Mrs. Robinson」のほうが春の雰囲気にぴったりですが、どっちにしろ「卒業」の曲ですからね。


まとめ

春の入学シーズンに合わない曲を探しても、なんの役にも立たないんですが、皆さんはどんな曲が思い浮かびますか?「春にはないな」と思って聴いてみても、意外といけそうなものもありました(ポップグループとか・・まあ、いやですけど)。
 全体的に、アバンギャルドなバンドや硬派なバンドほど春の入学シーズンに合わない気がします。
 こんなテーマで、音楽を聴くのもいろいろ発見があって面白いものですね。



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