こんにちは、ゴーさんです。
Amazonプライム（年会費3,900円）なら、100万曲以上が聞き放題と鳴り物入りで始まったAmazonプライムミュージック。音楽配信の本命apple musicが「数百万曲」とのことなので、曲数はAmazonの方が段違いで少ないです。もともと日がな一日Amazonを眺めていられるAmazonプライム会員で、「まあただみたいなもんだし」と使ってますので、その感想を書いてみました。
はっきり言って使いにくい
Amazonプライムミュージックは、まともなアルバムが３枚、４枚と揃っているアーティストはまれ（有名どころではビートルズ、デヴィッドボウイ、ジャックジョンソンなど）。代表作が１枚でもあったらラッキーです。「聴いてみて良かったら他の曲はAmazonで買ってよね」と言われているようです。
検索がしにくいし、そもそもアーティスト数が多くないので、検索してもヒットしないほうが多い。プレイリストも今ひとつ。また、一番よく使うと思われるモバイル版（アプリ）には「このアーティストが好きな方はこちら！」みたいな機能がない。
仕方がないので、僕は、音楽を聞きながら、各ジャンルの人気ランキングを地道に1,000位くらいまで見たり、新着コーナーをひたすらスクロールして、「なんかいいアルバムはないかなぁ」と探しています。
思わぬ掘り出し物も・・
「メジャーどころを少しずつ揃えてる」というイメージですが、中にはすでにCDが廃盤になってたり、結構マイナーなものもあります。個人的に、「いや、これお得じゃない・・？」「こんなのあるんだ・・買わなきゃ良かった」というようなものをいくつか紹介したいと思います。
Original Album Series ／ ジーザス&メリー・チェイン
価格破壊力抜群のOriginal Album Seriesから、ジーザス&メリー・チェインの５枚組み。一時代を築いたジザメリが初期名作群が全部まとめて聞けるんだから、普通に買ってもかなりお得。昔、ライブに行った時、解散間近で兄貴のウィリアムが来日しなかったのはいい思い出です。
ほかにもルーリードのアルバム５枚組セットがプライムミュージックにあがってます。
ほかにもルーリードのアルバム５枚組セットがプライムミュージックにあがってます。
Minnows ／ Marc Benno
スワンプロックの名盤、マーク・ベノの２nd。１曲目「Franny」が有名です。僕は４曲目「Speak Your Mind」が好きです。マークベノは、めちゃくちゃ有名ではないと思いますが、プライムミュージックには、４枚もアルバムがあり、どれも名作です。
似たようなアーティストでは、ジェシ・コリン・ヤングやヴァンモリソンなんかのアルバムが何枚かあります。
Y ／ THE POP GROUP
Amazonプライムミュージックでポップグループが聴けるとは思いませんでした。思えば高校生のころ、レコード屋に「名盤！」と書いてあり、ポップで甘 い音楽を期待して買ったら、過激な音楽が聴こえてきて腰抜かしました。
The Return Of The Durutti Column ／ The Durutti Column
懐かしいですよね、ドゥルッティコラム。ファクトリーレーベル。まだ聴いている人はいるんでしょうか。ファーストアルバムなのにどこからリターンしてきたのか。叙情的なヴィニライリーのギターを中心としたインストで、好きでした。
Beat Happening ／ Beat Happening
USインディー界の番長、Kレーベル総帥のキャルヴィンジョンソンのバンドビートハプニング。かわいい猫ちゃんのジャケットからは想像できないダミ声ポップスが聞けます。昔ネオアコ軍団と旅行に行った時、みんなはキラキラした音楽を持ってきたのに、場違いなビートハプニングをかけてしまい引かれた思い出があります。
Injury Time - Solo (89-93) ／ Pete Astor
ああ、ピーターアスター。元ウェザープロフェッツのソロ時代のベスト盤です。アランマッギーの一番のお気に入りだったと、ボビーギレスビーのインタビューで見たことありますが、それにしてもアルバムタイトルがインジュアリータイム（負傷中断）。けど本当にいい曲ばかりですね。
Galaxy 2 Galaxy: A High Tech Jazz Compilation
アンダーグランドレジスタンスのベスト盤です。１０年程まえにURのベスト盤がCDででるということにも驚きましたが、Amazonプライムミュージックで聴けるとなると、もうレジスタンスではないですね・・・
1991-1994 ―singles&more― ／ Fishmans
フィッシュマンズのベストです。もしフィッシュマンズを聴いたことがないひとがいれば、ぜひこの機会に聴いてほしい！他にも何枚かあります。
ほかにも・・・
といあえず、思いついたものを何枚か挙げましたが、ほかにもジャクソンブラウンやかせきさいだぁなんかもありますし、最近のならMac DemarcoやHaim、Weeknd、Jon Hopkins、Tim Hecker、ネオアコならLondon PavillionやLuis Philippe、Aztec Cameraなどなど、探せばしばらくは十分に音楽三昧になれるくらいの量は用意されてます。
最初にもかきましたが、いかんせんお目当の音楽が探しにくい。けれど、Amazonプライム会員としては、更に充実していくことを期待してます。
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